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_継続は力なり

私は何をしても続きません。

中国語、英語、秘書検定、簿記検定、色彩検定、、、
いろいろなことを勉強してみたいと思い、手は出すんですけど全く続かないんですよね。

真っ白な本や参考書が本棚を埋め尽くすばかり

ほとんど使われることなく置物になっている参考書も、いつかは使うかもと思って捨てることもできず、、、
実際、定期的に参考書を開くことはあるんですけど、何か1つのことを続けられたらいいのにな、と思いながらまたいろいろなことに手を出してしまっています。


最近、韓国ドラマの影響で、韓国語に興味があるのですが、今回こそは継続して勉強がしたいと思い、なぜ続かないのか、私なりに自分を分析してみました。


◆なぜ続かない?

あんなに興味があったことなのに、しばらくすると熱が冷めてしまうのはなぜなのか。
今までに挑戦したけど続かなかったことを振り返り、以下の原因があるのではないかと思いつきました。


  1. “知りたい!”から“やらなければならない”への意識の変化
  2. 完璧を求めてしまう
  3. すぐに結果を求めてしまう

『 “知りたい!”から“やらなければならない”への意識の変化』

もちろん、資格を取りたくて勉強を始めたこともありましたが、英語や中国語など言語は話せるようになりたいという思いからでした。
しかし、勉強をしているうちに、いつのまにか興味がなくなってしまうのです。

きっと、勉強をしているうちに、興味から義務になってしまっているのだと思います。
話せるようになりたいという思いが、勉強しないといけないという思いに変わってしまっているんですよね。


『完璧を求めてしまう』

上と少し重なる部分もありますが、完璧ではない自分が嫌になってしまうのです。
何度勉強しても理解できなかったり、覚えることができなかったり、、、
マイナスな部分ばかりが目についてしまいます。

完璧にマスターするために、マイナスな部分を克服する!という思考に至ればいいのですが、
私の場合、すぐに諦めてしまうようです。


『すぐに結果を求めてしまう』

何かに興味を持ったとき、想像しているのは“学問や技術を習得した”自分の姿です。
今の“できていない”自分からすっとばして“完璧な”自分の姿を想像してしまうのです。
だからその過程の、すぐに理解できない自分や、知らない状態の自分が嫌になるのです。

ダイエットがいい例だと思います。
運動や食事制限はつらいですが、続けなければ効果は出ません。

きっと、諦めてしまう人って目的を忘れて、目の前にある苦しみから逃れようとしてしまうのだと思います。



◆対策

では、どうすれば私は韓国語を話すことができるようになるでしょうか。
上記の原因をもとに、対策を考えてみました。


  1. すぐにできるほど優秀ではない
  2. まずは簡単な参考書から
  3. 興味のある分野から
  4. “現在”ではなく“過去”と“未来”を見る

『すぐにできるほど優秀ではない』

まずはこれを自覚するところからですね。
わからなくて当たり前、つまずいて当たり前
少しずつ知識を吸収していって、ようやく得意だと言えるようになると理解するところから始めようと思います。

要領がいい人や、何度やってもできない人など、個人によって差はあるでしょう。
でも、努力せずに身につけた人なんていないと思います。
要領がいい人って、きっと自分の性格や能力をわかっているんですよね。
だから自分にとって最適な方法を導き出して、自分のものにできるんだと思います。

理解できないなら慌てずに理解できるまで参考書を読んでみるとか、
とりあえず参考書を1周読んでみてからもう一度取り組んでみるとか、方法はいくらでもあります。
ちなみに私は公務員試験の勉強を通して後者だとわかりました。


『まずは簡単な参考書から』

私は、その分野を網羅していそうなくらい分厚い参考書を購入しがちなのですが、結局すべて見ることなく本棚で眠ってしまいます。
勉強をするにあたって、全部把握して完璧に学びたいと思うので、分厚く少し難しそうなものを選ぶのですが、独学で、0から勉強する人にはレベルが高すぎますよね。

なので、まずは簡単そうな、基礎が学べる薄い参考書を購入したいと思います。
徐々に難しそうな参考書にシフトしていく予定です。
あれもこれもフォローされている参考書も良いけれど、ちゃんと理解しきれていない人には宝の持ち腐れのような気がします。
特に、参考書の採用が理解できず、結局諦めてしまうのならなおさらです。
韓国語の参考書はまず1冊解ききることが目標です。


『興味のある分野から』

言語の参考書ってだいたい発音や単語の暗記から始まることが多くないですか。
発音が1番苦手で、かつ参考書は最初のページから始めないと気が済まない性格なので、ここでリタイアすることが多いです。
言語を学びたいきっかけっていつも「ネイティブみたいに話せるようになりたい」なので、
思い切って旅行で使う例文集や日常会話例文集だけ購入してCDを聴くだけでもいいのでは、と思います。

CDを真似して発音していると、もしかしたら発音の仕方が気になって発音を勉強したくなるかもしれないし、
単語を覚えようと思ったり、例文を参考に文章を作ったりするうちに文法に興味がわくかもしれません。

学校ではなく、自分が学びたいと思って始めるので参考書の順番通りでなくても
興味のある分野から派生していけば、楽しく学べるのかもしれないな、と思いました。



『“現在”ではなく“過去”と“未来”を見る』

きっと以上のことを頭に入れて勉強をしていても、うまくいかずにやめてしまいたくなることもあるでしょう。
そんなときは、知識を習得して活躍している自分を想像してみるのも良いかもしれません。
続かない原因のところで、過程ではなく結果を想像してしまうから諦めてしまうと書きましたが、
つらくなったときはできる自分を想像してみたいと思います。
このとき、必ず、できる自分になるにはどのような行動が必要なのか考えることも忘れずに。

また、勉強しようと思い至った経緯や、勉強を始めた頃のことを思い出すのも良いかもしれません。
どういう自分になりたかったのか、最初はできなかったことができるようになっている、など
何か発見があるかもしれません。



◆続けること

興味のあることを継続して勉強するために、今までの自分を振り返り、
対策を考えた中で1つ気づいたことがあります。

それは、目的を持って続けることの意味です。

ただただ続けるだけなら誰にでもできるのではないか。
(私はそれすらできなかったけど)
継続し、かつ結果を出すことって結構難しいことのような気がします。

目的を持って、自分に合った方法で続けることができた人が、結果を出している人なんだと思います。

私は、ただ続けることではなく、継続した結果得た知識や技術を仕事に生かしたいと考えています。
そのためにも、今までの考え方や方法を捨て、やり直したいと思います。


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。